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インプラントの局所事故として主なものは、下顎管の損傷と上顎洞の穿孔の二つです。

下顎管とは、下あごの歯の下にある管状のトンネルのようなもので、その中に下歯槽神経、
下歯槽動脈・静脈が通っています。


 
 

この下顎管はインプラント埋入部位の近くに位置しているため、インプラント手術の際のドリルにより傷つける可能性があります。
この下顎管の神経を傷つけると唇などに麻痺がおこり、血管特に下歯槽動脈を傷つければ噴水のような大出血を起こします。


 
 
またインプラントの先とこの下顎管との距離が十分でなければ、当初は問題がなくても強い咬合圧やインプラント周囲炎
波及により、後になって口唇麻痺などの症状が起こることもあります。
その他の下顎の事故としては下顎骨の舌側(内側)をドリルで穿孔させ、舌動脈を損傷すると大出血が起こります。
この部分に大出血が起こると気道をふさいで窒息死することもあります。

 
 


上顎洞とは鼻腔(鼻の穴)とつながった頬骨の下にある空洞のことです。
上あごの奥歯の部分にインプラントを埋め込むときにこの空洞に穿孔する場合があります。
この部分は下顎管のような太い神経や血管はないので、麻痺や大出血の心配はありませんが、インプ
ラント本体の上顎洞内迷入やインプラントが原因で上顎洞炎(蓄膿)を起こす危険性があります。



 
 
その他上顎の事故としては上顎結節(上あご最後方部)を穿孔し、その部分にある血管の塊り(翼突筋静脈叢という)を損傷し
出血を起こす事故が考えられます。しかし、いずれにしても上顎は下顎の事故ほど重篤な状態に発展することはありません。

私たちは、特に事故に発展する可能性のあるこれらの部位ついては、術者の技術やカンのみに頼らず、CTスキャン・コン
ピューターシュミレーション等の最新機器を用いた綿密な治療計画の下に施術することが重要と考えています。